今後の書評Wikiについて
書き込みにパスワードをかけるようにします。多くの方のアドバイスがそれであり、技術的にもそれが一番楽なようなので。今週は忙しいので、対応は、来週になるかと思います。
『配達あかずきん 成風堂書店事件メモ』(大崎梢)
これは全然ダメだ。まず、本に対する薀蓄がぼくでも分かるような内容。ミステリ・フロンティアを買う人なら、特にどうということもないだろう。それから、でてくる登場人物が、独善的で片っ端から気に食わない。とってつけたような後日談が浮きまくっていて、バランスが悪い。作者や編集者の狙いは、大きく外れていると思われる。
『びっくり館の殺人』(綾辻行人)
どれほど、ひどい作品かと覚悟して読んだんだけど、それほどひどくなかったよ。割と楽しめた。あまりにも評判が悪いから、それはそれはひどい結末を想像してたんだけど。逆にそれが良かったのか。