2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『眠りの森』(東野圭吾)

思ったより地味な話だった。『容疑者Xの献身』を先に読んでいたせいか、ついつい派手さを期待してしまった。東野ベストとしてよく挙がるこの作品だけど、自分にとっては、、、うーん。残念。相対的に評価が下がってしまった。

書評Wikiを復活させました

ひとまず書評Wikiを復活させました。ただし、閲覧しかできません。正直、技術的に着いていけない部分がありまして、ちょっと時間がかかりそうです。

書評Wikiについて

トップにも書いてますが、書評Wikiへのスパムが多くて、一時閉鎖しています。どうも#urlbookmarkプラグインがまずそうな感じ。このプラグインを外せば、おさまるかしらん。正直、閉鎖したろかな、とも考えたりもしますが、「やっぱり書評リンクは無理だよな…

『陽気なギャングが地球を回す』

原作好きほど、腹立つ作品。伊坂のセンスを監督が殺した。Yahoo!のユーザーレビューが高いのが、不思議でならない。

『εに誓って』(森博嗣)

こういう作品なんだ、と思えば楽しめる。安定しているとは言えるんだけどね。いつも思うんだけど、森好きにしか薦められないのが、森好きには残念。

『陽気なギャングの日常と襲撃』(伊坂幸太郎)

おもしろかったけど、もうちょっと。『陽気なギャングが地球を回す』のときのように、再読したら、評価変わるかも。

『ぼくのメジャースプーン』(辻村深月)

いまいち。短編のネタを無理やり増やしたような感じ。設定の説明に枚数を費やしすぎ。

『ザ・マインドマップ』(トニー・ブザン、バリー・ブザン)

参考になった。思考ツールと思っていたんだけど、記憶ツールとしても使えるらしい。というか、元々は記憶ツールとして始まったようだ。確かに、単語の連想や、絵を描き、色を分けるなど、脳にイメージしやすいと思う。

『川の名前』(川端裕人)

おもしろかった。こういう少年達の冒険は、心揺さぶられる。感動とかじゃなないんだけど、涙が止まらなかった。

『東京バンドワゴン』(小路幸也)

おもしろかった。これまで読んだ小路作品は、「あとちょっと感」がとれなかったが、この作品では解消されている。

観劇

劇団、本谷有希子「密室彼女」(原案:乙一)に行ってきました。何とか同行者2人ゲットして、チケットは無駄にならずにすみました。良かった。乙一がプロットを書いて、本谷有希子が脚本に書き下ろし、演出という形にだったようです。いかにも乙一が書きそう…

4月に読んだ本

『県庁の星』(桂望実) 『怪盗グリフィン 絶体絶命』(法月綸太郎) 『闇をみつめて』(ジル・チャーチル) 『夏季限定トロピカルパフェ事件』(米澤穂信) 『終末のフール』(伊坂幸太郎) 『銀河のワールドカップ』(川端裕人) 一番おもしろかったのは、…