週間ベースボールのソフトバンク吉武真太郎のインタビュー。

吉武「知人から「楽しくやれ!」といわれてからは、あまりしたを向かなくなりました。失敗しても、翌日にはゲームが控えているわけですから」

――「それが、サイン色紙に書かれている「感謝」の意味なんでしょうか」

吉武「感謝の意味は、感謝ですよ(笑)」

そりゃ、そうだ。

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IPPO's Diary Page BackUp 2005.8経由で。

369 名前 : 極楽トンボ@管理人 投稿日 : 2005年08月17日(水) 15時23分54秒

これは以前ミステリ読みの方とも話したことがあるのですが、 本格ミステリとキャラクター小説は両立し得ないと思っています。 これはおもしろいかつまらないかという次元の問題ではなく、ミステリをきっちり書けば書くほど 従来(もしくは現在)ライトノベルと呼ばれ、またライトノベル系の読者受けする作品からは 離れていくということです。逆もまた然り。 作品を分析したことはありませんが、おそらく構成要素が異なるのではないかなあ、と。 そういう境界線にたっているのが米澤穂信氏あたりではないでしょうか。

本格ミステリとキャラクタ小説の定義が、人それぞれ異なるからなぁ。例えば、ホームズやポワロはキャラクタ小説としても読めるわけで(ぼくはね)。

米澤穂信が境界線なら、森博嗣京極夏彦は合格ラインなのでは。読んだことあるんかいな。

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っつーか、極楽トンボさんは、なぜ

本格ミステリとキャラクター小説は両立し得ないと思っています。」

という書き方をするかなぁ。ここを「難しいと思う」ぐらいにして、逃げ道を作っておけばいいのに。いくら「思っています」と最後に付け足されていても、「し得ない」とまで書かれるちゃうとねぇ。

極楽トンボさんは、ご自身の印象にすぎないことを、そうやって言い切っちゃう(形にする)ので、見ていてハラハラです。

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『老ヴォールの惑星』(小川一水)読了。

  • 「ギャルナフカの迷宮」
  • 「老ヴォールの惑星」
  • 「幸せになる箱庭」
  • 「漂った男」

の4篇からなる作品集。うーん。甲乙丙丁つけづらい。

あえて挙げるなら、あえて挙げるなら、あえて挙げるなら、あえて挙げるなら、「ギャルナフカの迷宮」。……いやー、やっぱ選べないよー。

メロな展開の「漂った男」も捨てがたいし、「老ヴォールの惑星」はSFマガジン読者賞受賞ということからも傑作ということがわかるだろう。「幸せになる箱庭」も、他の作品に比べると、インパクトは弱いが、作品の完成度は高い。このオチでインパクトが弱いと感じるのは、他の作品がそれだけ輝いているということだろう。

どの作品も悲劇的なのに、最後に希望を持たせて終わる。基本的にハッピーエンドの人なんだな。だから安心して読める。